こんにちはヘルナンデスです!今日は私がオーストラリアのパンプキン農場で働いた体験談を話していきたいと思います。私のいた農場はメロンとパンプキンをメインに経営していました。なので前回までは、メロン収穫についての話でしたが、メロンの収穫時期が終わると同時に私のいた農場ではパンプキンの収穫時期が始まります。メロンとパンプキンの収穫方法の違いや苦労話をしていきますね🙏
☀️バターナッツの収穫🎃
メロンの収穫も無事終わり、次の収穫はバターナッツという品種のカボチャです。薄茶色でひょうたんみたいな形をしたカボチャですね。
もちろん私はカボチャの収穫をした経験はありません。カボチャもメロン同様、1つの畝にたくさんのカボチャがずらーっとならんでいるのです。しかもカボチャの場合は葉っぱがカボチャを覆い隠してるので手や足でかき分けてからの収穫となります。しかも葉っぱは細かいトゲ状になっているのでやはり長袖がオススメです。暑いなか長袖で作業するのは大変ですが紫外線や怪我から体を守るのが1番大事かと思います。☀️私はもともと色黒だったんですが、農場で働いているうちにドス黒くなったのでこれはやばいと思い日焼けどめや長袖を使用するようになりました。(手遅れでした😅)
🚜バターナッツの収穫方法🎃
1. トラクターは使わず先に茎を切る
2.メロンと同じでトラクターの後ろから収穫
3. 1と2を同時に行う
1. まずトラクターを使わずに先に茎を切るというのは、手作業でバターナッツの茎を根本から切っていき畝の上に置いとく。またトラクターが通る道畝の左右にあるバターナッツも別の畝に置く。みなさん、バターナッツあるいは普通のカボチャを収穫したことがありますか?!
カボチャの茎というのは硬いです!しかも手作業で切っていきます。その際に使う道具は庭の木とかを剪定する大きなハサミと盆栽などを手入れするハンディータイプのハサミを使用します。オーナーさんからそれぞれワーカー達に支給されます。(数に限りがある) 人によってどちらがやりやすいかは分かれてきます。
大きなハサミは、刃先と柄の部分が長いのでそこまで中腰にならないで済む。(身長による)
しかし正確性が低いので慣れるまでバターナッツを傷つける可能性がある。商品となるバターナッツを傷つけるとやはり商品価値は下がり規格外になると出荷不能になる場合もあるのでオーナーさんからは重要だから気をつけてと再三指摘をもらいます。それなら茎から上の部分を少し残して切れば良いと思ったそこのあなた!(私自身もそう思っていました😅)
そんなあなたに悲しいお知らせです🗣
バターナッツもメロンと同じで収穫の時は大きな籠にどんどん入れていきます。仮に茎の上部分を残して収穫を続けて行くと、、、籠に入れた時にバターナッツ同士で傷をつくってしまうのです💦なので切る時はきれいに平らに切らないといけないのです。しかも茎を根本ごと抜いてしまうのもダメなんですね、、、OMG😨
ハンディタイプのハサミはやはり正確性が高いですね。しかしその反面、毎回バターナッツを手にとり中腰になるため体力的にはとても大変です。いずれにせよ、長〜い畝を歩きながら切っていくので体力はすぐ消耗します。🥵
2. メロンと同じくトラクターを自動運転させながら後ろからワーカーたちがバターナッツを収穫していく作業。これもかなりキツイ!
トラクターのスピードは比較的に遅いのです
が、バターナッツの量が多く毎回ハサミで切りながらの作業なので握力も体力も消耗します。
なので量が多い時は10人体制で収穫していく時もあります。畝の上と溝の間に1人ずつ配置していく感じですね。その際はローテーション制で毎回箱を交換した後に再スタートする際、左あるいは右に1つずつずらしながら配置を変えていきます。なぜかと言うと、バターナッツの量が片側にかたまって多くなる場合があるため平等さを重視したためです👏
3. 人数が10人体制の時なら1と2を合わせた方法も可能です。どのようにするかと言うと。
まず3〜4名のひとがトラクターの前方にいきます。そしてひたすらにバターナッツの茎の部分を切っていきます。そして少し遅らせトラクターを動かし、後ろに残ったワーカーたちは基本的にすでに切られたバターナッツをとって箱に入れるだけです!またはたまに切り残しがあるのでその時は自分で切って入れます。
ただその場合は、後ろのワーカーたちは自分の見る範囲が増えるので更に機敏に動かなければいけません。慣れるまではキツイですが、慣れたら逆に楽しくなるかもしれないです(バターナッツハイ的な😆) いずれにせよバターナッツの収穫には楽という方法は無いです😨
できるだけ楽にできるかチームで考えたり試行錯誤しながらそのチームに合った方法が見つかると思います🙌
どうでしたかみなさん?バターナッツ収穫の準備はできましたか?😁
次回はもう少しバターナッツの収穫について話していきたいと思います👏👏
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