みなさんこんにちはヘルナンデスです。今日はドイツのワーキングホリデーの費用について話していきたいと思います。最初に答えから言うとドイツの物価は安いです。 今回は旅行ではなく、生活目線(ワーキングホリデー等で住む)での費用についての内容となっています。
最近では英語圏外の国でもワーキングホリデーをする人が増えてきていると思います。特にドイツは英語圏外の国にも関わらず、英語教育も充実しているせいか英語を話せる人が大勢います。その理由もあり、ワーキングホリデーでも人気のある国ではないでしょうか。しかしながら、ヨーロッパにあるドイツのイメージは物価が高いと気になる人も多いかと思うので、実際のところ費用はどのくらいかかるのか見ていきましょう。
費用には2パターンある
費用といっても人によっては個人差があると思います。だから絶対の値を出すのは正直難しいかと…なので今回は大きく分けて2パターンでの費用算出をしてみました!(あくまで個人的な意見)
① ワーキングをメインにする人
② ホリデーをメインにする人
渡航前と渡航してからかかる費用と、現地についてから何を優先的にスタートするのかを基準に費用を計算していきましょう。まず上の①と②両方にかかる共通の費用とは何かみていきましょう。
① ビザ申請料、保険、航空券、残高証明(渡航前)
② 語学学校の費用 *行くか行かないかは人による
③ 生活費:家賃、食費、交通費など (渡航後)
④ 仕事での収入(渡航後)
上記のように最低でもこの1~3つは誰しもが必要となってくる費用です(出費) それでは①と②のパターンを比較してみましょう。
① ワーキングをメインにする人
どちらかと言うとこのワーキングをメインにする人は、渡航前に十分な資金が貯めれなかったかもしくは、ワーホリ経験者で現地での仕事獲得に不安がない人に向いているでしょう。では費用の内訳はどのようになるのでしょうか。
① ビザ申請料、保険、航空券、残高証明(渡航前)➡ トータルで約40万円
まずビザの申請料は0円でかかりません、しかし、申請をするにあたって必ずドイツの在日大使館にいく必要があります。日本国内では東京と大阪にあるので東日本在住の人は東京、西日本在住の人は大阪の大使館に行くことになっています。つまり地方に住んでる人は交通費が自己負担となるので出費は増えます。私は沖縄在住だったので大阪の大使館にいきました。 保険の費用は人それぞれですが、私はStep inという海外保険を利用して年間で約12万円でした。 航空券に関しては片道切符でも大丈夫です。旅に慣れてる人や英語に問題ない人なら格安航空券で4万円からドイツに行けます。(時期や出発場所による) また申請にあたって残高証明書の発行も必要となってきます。自分名義で日本の口座に2000ユーロ 約22万円くらいの貯金があるとの証明書提出が必要です。
② 語学学校の費用(渡航後)➡ 3か月で約3万円
語学学校は行ってもいかなくても良いですが行った場合だと安くて3か月で3万円から通えます。詳しくはこちらから➡ へルナンデスblog ドイツ語学学校 VHS
基本的に安い⁼海外に慣れてる人だと思ってください。なので私が紹介しているVHSという学校はどちらかと言えば海外に不慣れな人には向かないかもしれません…
③ 生活費:家賃、食費、交通費など (渡航後)➡ 1か月で約8万円
一番気になるのはやはり生活費ですよね。1か月の目安としては約8万~となるでしょう。 基本的に家賃を抑えるならシェアハウスなどがおススメですね。場所にもよりますがシェアハウスでだいたい1か月で4万円が相場となってくるでしょう。また食費は人それぞれですが友達との交際費を含めて3万円~となるでしょう。(浪費しなければ) ドイツでの交通手段はバスや電車がメインとなってくるので月額の定期券を買うのが一般的ですね。平均的にみれば6千円~7千円はかかってきます。あとは携帯代ですね。海外は基本的に街中でもWi-Fiが充実しており節約したい人はWi-Fiのみでも大丈夫でしょう。それか、安いSIMカードなら1G千円からもあるので携帯に依存してなければ安く抑えれます。
④ 仕事での収入(渡航後)➡ 1か月で12万円
だいたいのドイツでのワーホリメーカーたちの主な仕事は日本食レストラン関係となってくるでしょう。なので日本食レストランで働いた場合の収入で考えていきましょう。平均的に時給は1100円くらいです。フルタイムで週5日くらい働くと色々引かれて手取りは1000ユーロ、約12万円くらいになります。ドイツではチップ制度が有ってないようなものです。つまり、チップを強要せずに払いたい人はどうぞ~みたいな感覚です(少し高めの飲食店は気持ち分払ったほうが良い) なのでウェイターの人たちもあまり期待はしていません。(笑) しかし日本食レストランではチップを払うお客さんが多いです。なので月に300ユーロ、だいたい4万円がプラスされます。しかしお店や時期によって変動があるので多い時も少ない時もありますね。
という感じでワーキングをメインにする人のだいたいの1年間の費用内訳
- 渡航前のビザ申請と取得から航空券を購入するまで約40万円
- 格安語学学校を1年間通った場合約12万円
- 生活費は無駄使いしなければ抑えれますが月8万円の1年間で約96万円
- 仕事も内容によりけりですが一般的に月14万円×12⁼ 168万円
- 渡航前からワーホリが終わる1年後までに使う費用は148万円となり1年間働いた場合168万円の収入の見込みがあるとの結果になりました。渡航後すぐに働く予定があれば手持ち金20万円あれば大丈夫です。
② ホリデーをメインにする人
どちらかと言うとこのホリデーをメインにする人は、渡航前に十分な資金があるか、資金が少ないと不安な海外初挑戦の人に向いているでしょう。やはりせっかく海外に来たのだから色々な場所を訪れたいと思う人もいるでしょう。 では費用の内訳はどのようになるのでしょうか。
① ビザ申請料、保険、航空券、残高証明(渡航前)➡トータルで75万円
まずビザの申請料は同様で0円とかかりません。やはり地方に住んでる人は交通費が自己負担となるので出費は増えます。保険の費用も必要最低限の内容があれば安く費用を抑えられます。なので同様にStep Inの海外保険を利用しても十分なので年間で約12万円はかかるでしょう。航空券に関しては片道切符でも大丈夫ですが、旅に慣れてない人や英語に不安のある人、あるいは快適さを優先するなら日本の航空機を利用したほうが良いとおもいます。しかし日本の航空機で片道切符を買うとなるとチョー―高くなるのでエミレーツ航空系でも良いと思います。値段も片道約6万円とかでドイツに行けるのでいいですね。(時期や出発場所による) また申請にあたっても同じで残高証明書の発行も必要となってきます。自分名義で日本の口座に2000ユーロ、約22万円くらいの貯金があるとの証明書提出が必要となります。そしてなによりホリデーをメインに考えてる人は旅行の資金も同時に必要となってきます。仮に渡航後1~2か月は旅行するという人はプラスで35万円を確保しといたほうが良いと思います。ドイツはヨーロッパの中心部に位置するので意外と隣国への交通費は安く済みますがやはりその他の費用もあるので少しゆとりを持ち35万円と設定しました。
やはり語学学校の費用はコースによっても変わるのですが3か月で約20万と見込んだほうが良いでしょう。基本的に月~金の週で20~25時間くらいの授業となります。思いっきり勉強したい人や初めての海外で大手の語学学校に通いたい人にはおススメですね。
③ 生活費:家賃、食費、交通費など(渡航後)➡ 1か月で約15万円
さて生活費となると少し割高になってくることでしょう。なぜなら、日本人は外国の人たちとのシェアハウスに住み慣れていない人が多いからです。特に女性や海外初挑戦の人にとっては不安材料となってくるので完全個室などの一人用の部屋を借りると思います。平均的にみて1か月7万円くらいが相場となってくるでしょう。食費については1日1~2回の外食を想定して計算してみました。 ドイツの一般的なレストランでは約1200円程度あれば十分食べれます。しかし日本食が良いという人は1食あたり1500~2000円はかかるでしょう。なので少しリッチな食事を楽しみたい人は1か月あたり5万円~でしょう。 交通費もバスや電車をメインにし隣国への旅行の飛行機代も比較的安く済ませます。バスと電車の月額も6千円~7千円で飛行機代も約2万円とすると月の交通費は約3万円弱となります。携帯代も3千円あれば十分に使えます。
お手頃価格な飛行機とバス情報➡ ヨーロッパおススメ格安交通手段
④ 仕事での収入(渡航後)➡ 1か月で12万円
仕事での収入も同様で日本食レストランで働いた場合の収入で考えていきましょう。平均的に時給は1100円くらいと変わりませんのでフルタイムで週5日くらい働くと色々引かれて手取りは1000ユーロ、約12万円くらいになります。ただホリデーをメインとすると旅行に行く機会が多くなるので年間を通して8~9か月間くらいが仕事をする期間となってくるでしょう。
という感じでホリデーをメインにする人のだいたいの1年間の費用内訳
- 渡航前のビザ申請と取得から航空券を購入するまで約40万円
- 語学学校を9か月間通った場合約60万円
- 生活費は無駄使いしなければ抑えれますが月15万円の1年間で約180万円
- 仕事も内容によりけりですが一般的に月14万円×9か月⁼126万円
- 渡航前からワーホリが終わる1年後までに使う費用は180万円となり9か月間働いた場合126万円の収入の見込みがあるとの結果になりました。渡航後すぐに旅行などをする場合には手持ち金35万円は欲しいところですね。
まとめ 値段比較
- ワーキングをメインとする場合の年間の費用は渡航前からワーホリが終わるまでの1年間で約148万円となりました。
- ホリデーをメインとする場合の年間の費用は渡航前からワーホリの終わがまでの1年間で約280万円となりました。
2つのパターンで比較した結果、年間で100万円以上の差がでることになりました。理由としては語学学校にかける費用と生活費や旅行にかける費用が要因となっていますね。なので学校に通う期間や学校選びも重要になってきます。また海外の生活に慣れてきたら、シェアハウスなどで家賃を抑えるのも1つの手なのでこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 いずれにせよ渡航前に1年間の費用全額が必要ではなく、現地についてから仕事をするまでの費用を自分で計算してから事前に準備すればよいのでワーキングホリデーに対して難しく考えずにトライすることを強くおススメします!!
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