みなさんこんにちはヘルナンデスです。前回、私が参加したアメリカ農業プログラムについて国内で応募から参加するまでの流れを書いたので、今日は実際渡米してからは何をするのか、そして日本帰国までの流れを話していきたいと思います。
〜渡米から日本帰国までの流れ〜
① アメリカ農業プログラムの場合は18ヶ月の期間と決められています。その内訳は、まず最初渡米してからの2ヶ月間はワシントン州にあるBBCCというカレッジで参加者全員でカレッジ内にある学生寮で生活を共にします。そこでは主に英語学習(スペイン語も後から)とアメリカの農業についての授業が1日を通してあります。
② そして、2ヶ月が経つとすぐに農場への配属となります。配属先はアメリカ各地の農家さんと提携している場所となります。なのでJAECの職員さんと自分にあった農場を決めていきます。自分の専攻や性格、英語力、知識、全てを加味して決めていきます。基本的には1人での配属となりますが、配属先や人によっては複数で同じ農場への派遣となります。 配属先には一期前の先輩たちがいるので約2ヶ月間は先輩たちから色々と教えてもらえるので心配はありません。たまに配属先が新規の農家さんもあるので、すぐに1人スタートの可能性もありますΣ(゚Å゚) 先輩たちは7月に農業就業期間が終わるのでその後からはみんなが1人立ちとなります。農業就業期間は14ヶ月間となりその間は農場主あるいは他のワーカーたちと一緒に仕事をします。仕事期間中の滞在場所は農場に隣接した場所や少し離れた場所など様々ですが、家は全て準備されてるので心配はいりません。配属先によってどんな家なのかは変わってきます。
③ そして長い14ヶ月間の就業期間が終えるとカリフォルニア州に全研修生が農場先から集合します。カリフォルニア州で何をするかというと、帰国までの残り2ヶ月間、UCDAVISという農業の分野ではハイクラスな大学で各自の専攻コースによる授業をします。もちろん英語の授業もあります。しかしどの授業も研修生だけなので一般の学生さんとは一緒に授業はしません。先生はもちろん英語だけで授業します。カリフォルニアに来た時点でプログラム期間も残りわずかの2ヶ月間となります。なのでここではわずかな残り期間、みんなが学園生活をEnjoyするのです。激動の就業期間を終えて。笑笑 実際授業はありますが、みんな各々生活を楽しんでいました。ちなみに、ここでの生活はみんなホームステイとなります。受け入れ先にも限りがあるので基本的に複数での受け入れとなります。1人希望することも可能でしたが、その時の状況によりけり。 カリフォルニアでの生活をEnjoyしつつ最後にやらなければならないことが1つあります。それはレポートの提出です。カリフォルニア生活の最後には研修生全員がみんなの前でマイクを持ち、自分で作った農業についてのレポートを発表するのです。内容は人それぞれですが、基本的にアメリカと日本の農業についての比較や生産性を向上させるためにはどうするか等の内容となってきます。遊び過ぎてレポート仕上げを怠らないようにしましょう。(・_・ 無事レポート発表が終わると次は帰国前の研修旅行という名の旅行が待ってます!つまり、各々が各自でアメリカ国内好きな場所に旅行してきて良いよという感じの旅行期間が、約10日間あります。これが帰国前最後の楽しみですね。もちろん全部自腹なので就業期間にお金をちゃんと貯めないとダメですよ。😁学園生活でもちゃんと節約してくださいね!笑笑
④ 10日が経つと今度は全員がワシントン州のシアトルに各自集合となります。そこにはJAECのアメリカ支部があるのでそちらで帰国前の解散式とパーティーがあります。要するにお疲れさん会ですね。BBCCでお世話になった先生たちもくるので私たちの成長した姿を見せてあげましょう🤲そして遂に日本帰国の日が!アメリカにまだ残りたい気持ちを押さえつつ全員で帰国しなければなりません😭日本に着いてからは本当に最後の解散式があり、これで研修生を卒業し、我々もJAECプログラムのOB,OGたちの仲間入りとなります。東京でみんな解散し、各自自分の故郷へ凱旋して行くのです👍なので同期のみんなとはここでサヨナラとなります。 これで18ヶ月間のアメリカ農業プログラムの全日程が終了となります。長いようで短い18ヶ月間、たくさんの経験を積み重ねて、日本の農業やあるいは他の分野に活かしていくことでしょう。
今回はアメリカに着いてから日本帰国までの流れをざっと説明しましたが、次回は1つずつ自分の体験を基に話していきます🇺🇸🤲
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