みなさんこんにちはヘルナンデスです!今日は、海外で農業をしたい人には見てほしい話をしたいと思います。
こんな留学があったんだ!!と初めて知る人が多いと思うのですが、今回は”農業留学”というの紹介していきましょう!
私は以前、アメリカ合衆国で”農業留学”を体験してきました。ん?農業留学?そう、あまり聞いたことのない留学ですよね?(^_^;) でも実際に存在します。私は小さい頃からおじぃの手伝いなどで牛や畑と一緒に育ってきました。なので高校卒業してからの2年間地元で農業の専門学校に行きました。専門学校の卒業が近づいてくるなか私はまだ進路が決まっておらずどうしようかなぁ〜と考えていました。そんな時、私は農業留学という留学の存在を知り興味を持ち卒業後に渡米することにしました。正式には”アメリカ農業研修プログラム”というプログラムに参加しました。 このプログラムは東京にある公益社団法人国際農業者交流協会、通称”JAEC”と呼ばれる法人が運営を行なっています。農業関係者でもこの存在を知っている人は少ないでしょう(^-^; 簡単に説明すると全国で18〜30歳の農業に従事する、あるいはしたい青年(男女問わず)たちが対象となり、海外の農業から学ぶをコンセプトにした団体です。つまりは農業留学ですね! 農業といってもジャンルは広く、畜産、花卉、果樹、造園など自分にあったジャンルを選択することができます。しかしながらみんながみんなこのプログラムに参加できるとは限らないのです。。。Σ(゚Å゚) それではプログラムに参加できる条件や流れを説明していきましょう。
〜1番の壁、年齢制限〜
先程言ったように、誰もがみんな参加できるプログラムではないのです。。。実は年齢制限があるのです!Σ(゚Å゚) 18〜30歳までの年齢じゃないと参加できません。それにはビザ上の関係らしいので仕方ありませんね。普通の留学でさえビザにはうるさいアメリカなので年齢制限が1番の壁となるでしょう。。。 それでは第一関門の年齢制限を突破した人たちはどのようにしてエントリーできるのか見ていきましょう。
〜全国各地 地域別で応募〜
基本的に応募概要は、JAECのホームページあるのでそちらからダウンロードしての応募となります。または、全国各地に農業大学校と呼ばれる農業の専門学校に問い合わせるか、地元にある大学の農学部などに問い合わせてみるのもアリだと思います。応募は毎年4月くらいから8月までなのでよく調べて応募することをオススメします。私は沖縄の農業大学校の学生だったのでそこから情報を得て応募しました。私の場合はまず、沖縄県の農業課でなぜか推薦試験を受けることにΣ(゚Å゚) その理由としては県から助成金が貰えるとのこと(都道府県による) なので試験を受けました。内容は、原稿用紙1枚か2枚程度の動機文と簡単な英語での面接。動機文はなんとかなるのですが、問題は英語(^-^; 当時の私の英語力はゼロ!!笑笑 試験の時も沖縄について好きなとこを英語で説明してくださいと言われ、、、どうしましょう!!?思わずでたのが、”I love Okinawa!” たったそれだけで私の英語力テストは終了しました(・_・ でも蓋を開けると合格!でした笑笑 まぁ、ゆる〜い感じの試験だったし、応募者も2〜3人と少なくラッキーでした。 ポイント:: この留学プログラムは基本的にあまり知られていないため、倍率はかなり低い。 そして次のステップへ!
〜最終試験 In Tokyo〜
応募からの審査が通ると最後に9月頃、東京で最終面接があります。こちらは全国からの応募者が集まります。東京から離れてる地域の人たちは、自己負担で東京に来なければなりませんね(・_・ ここでは1人の受験生に対して2〜3人の試験官がいるという本格的な試験。内容は面接のみ!動機と少しの英語力テスト。今回の英語力は基礎中の基礎で小学生から中学1年レベルの簡単なスピーキングテストとなります。実際、チョー簡単でした!汗 試験官の人たちも見た目は厳しそうですが、良い人たちでした。
〜事前講習 iN Ibaraki
東京の最終面接を無事通過すると、おめでとうございます合格です!!これでアメリカ農業留学の道が開けました(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ そして11月に地獄の合宿あるのです(個人的に地獄)笑笑 11月の上旬から約2週間程の事前講習が茨城県の施設で行われるのです。要するにに渡航前の合宿ですね!集まってみて感じたのは、おそらく応募した人は全員合格しているのかと!笑笑 実際英語ができないひとが8割くらいだったのであのテストは正直、表向きだけかと(^_^;) 内容は英語の基礎学習や体力作り、チームとしての意識作りなど団体行動を学びます。ここ茨城の事前講習で全員が出揃い、絆を深めていきます。もちろん外出は禁止で買えるものは施設内の自動販売機からの飲み物! 何より大変なのは、毎朝早朝5時起床からの1km以上のランニング。汗汗 寒空の下の早朝ランニングは私にとっては地獄でした。 その後は朝食を食べてからの英語の授業となります。基本的に語学学習がメインになり、夜は全員でのミーティングで海外の知識や意見交換、仲間との交流会となります。それがやく10日間続く共同生活になります。指導してくれる職員の人たちも元研修生なので講話をしたり体験談を話したりしてくれるので有難いですね。
〜全員で渡米〜
さて事前講習も終え、年も明けた3月下旬ついに渡米となります。その際もみんなで東京に集合してから空港に移動し、全員で飛行機に搭乗してからアメリカに出発していきます!そこから約18ヶ月間のアメリカ生活が始まります。基本的には途中リタイアはできません(特別な理由無しに) なので、18ヶ月間はアメリカの生活を経験することになりますね! この生活を通してみなさん強くなり、アメリカン風になるかメキシカン風に変貌していくのです!笑笑これが応募からアメリカ渡航までの簡単な流れとなります。この研修を通して本当に精神面が鍛えられます!ぜひみなさんもチャレンジしてください!!
次回は農場での体験談を話していこうと思います。
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